【交流事業】交流事業について

青森訪問

青森は寒かった。研修生が青森のレタス産地を訪問

■去る6月13日と14日の2日間、当社の研修生が、青森県黒石市・沖揚平(おきあげだいら)にある野菜くらぶのレタス産地を訪れました。訪れたのは前川誠(まえかわまこと)さん、小山大輝(こやまたいき)さん、舘政育光(だてまさいくみ)さんの3名。集合は朝6時です。一般的には早朝ですが、このところ朝採りレタスの収穫で毎朝3~4時に起きている研修生たちは、「昨晩はよく寝られました」と涼しい顔。引率の毛利嘉宏取締役事業本部長とともに、会社を出発しました。

■青森までの道のりは、約720㎞。その距離は、"けっこう、走ったなぁ"と感じる仙台で約半分……遠い、です。青森が近づくにつれて垂れ込めていた雲が減り、日差しが差してきました。野菜くらぶが青森に産地を造ったのは、群馬で思うようにできない夏場のレタスの供給を補うため。「群馬が雨の時に、青森は晴れている」という、澤浦社長の言葉どおりの天気です。午後3時、到着した沖揚平の空は高く晴れ上がり、澄み切った空気に包まれていました。

沖揚平のレタス畑 かわいいレタスの苗

■沖揚平は、約60年前に開拓された八甲田山の山麓。標高750mという山岳地帯で、5名の生産者が主にレタスを作っています。沖揚平出身の中澤昭男さんご夫妻、葛西龍文さんご夫妻、成田実さんご夫妻、そして野菜くらぶでの研修後独立し、7年前に青森に移住した山田広治さん、昨年独立した矢口岳夫さんです。群馬の気温が上がるいまごろから、沖揚平では植え付けが本格化します。

■雪がなくなったのは、つい1ヵ月ほど前。その日をじりじりと待っていた沖揚平の人たちは、忙しい時期にも関わらず、研修生たちを快く迎えてくれました。きれいに耕された畑、うねが立てられた畑、植え付けたばかりの畑。どの畑もとても広いのですが、作業しているのは数人。大小さまざまな機械が強い味方です。

■しかし関東より気温の低い青森を、半袖姿で訪れた研修生たち。葛西さんの奥さんに、「あらぁ、そんな格好で来たの? 青森、甘く見てんじゃない?」と、冗談交じりに言われてしまいました。実際、夕方には息が白くなり研修生たちはブルブル。夜はストーブを焚いた選果場で交流会となり、澤浦社長らが初めてこの地を訪れたときのエピソードや、山背(やませ)という強風でレタスが全滅したときの話などに、大笑いしたりしんみりしたり。青森での独立を希望している研修生の舘政さんは、「みなさん、すごいですね。いろいろ勉強させてもらいたいです」と、胸をふくらませていました。

オレンジ色が研修生 お世話になりました


■翌日は、早朝から青森初出荷のレタスの収穫をお手伝い。沖揚平よりも標高の低い、黒石市街地での収穫です。研修生たちは、地元の作業員の人たちといっしょに畑に並びましたが、実力の差は歴然。ベテランさんたちの動きにはムダがなく、スッと刈ったレタスの形をすばやく整え、きっちりと箱に詰めていきます。1時間半後には畑はすっかり刈り取られ、記念すべき第一便のトラックが出発しました。近くの温湯(ぬるゆ)温泉で汗を流した研修生たちは、先輩の山田さん、矢口さんの体験談、そして沖揚平の方たちの昔話などを聞き、午後2時ころ青森を後にしました。


→「産地物語 天上のレタスを作る人々

→「産地物語 天上のレタスを作る人々2


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